ボラス氏

 【ニューヨーク共同】米大リーグの球団幹部や代理人らが集まるウインターミーティング(WM)が8日からフロリダ州オーランドで始まる。例年移籍交渉が活発化するこの時期に注目を集めるのが敏腕代理人のボラス氏だ。大物選手を多く抱え、今回はポスティングシステムでメジャーを目指すプロ野球西武の今井達也投手、巨人の岡本和真内野手も担当する。

 顧客の一人で注目のフリーエージェント(FA)だった先発投手シースはWM前にブルージェイズと7年総額2億1千万ドル(約327億6千万円)の大型契約を結んだ。早くも存在感を示しており、メッツからFAになった強打の一塁手アロンソの交渉も手がける。