寒ざらししたソバの実を引き上げる関係者

寒ざらししたソバの実を引き上げる関係者

寒ざらししたソバの実を引き上げる関係者 寒ざらししたソバの実を引き上げる関係者

 【日光】県や日光、鹿沼両市のそば団体でつくる「日光例幣使そば街道推進協議会」の下部組織「寒ざらしそば生産部会」は20日、山内の日光東照宮境内にある池の「権現水」に浸して作る寒ざらしそばの仕込み作業を行った。

 同部会のメンバーが生産したそばの奉納を続けている縁で東照宮が協力。日光連山からの伏流水を用いた世界遺産エリア独自の上水道を引き込んだ「洗心(せんしん)池」を使って仕込んでいる。

 この日の池の水温は2・8度。薄く氷が張って「仕込みには好条件」という冷え込みの中、関係者約15人が17日から浸していた袋詰めのソバの実約1・2トンを引き上げた。完成したそばは4月下旬から、両市をはじめとした県内外のそば店約20店で販売する。

 同部会の米山慎太郎(よねやましんたろう)さん(47)は「乾燥作業も含めて自然の寒さを生かしている。良い品質のそばを提供したい」と話していた。