巣立ったひなの初飛翔の写真の脇に立つ宇井さん

餌のカエルをくわえ、巣に急ぐ親鳥を捉えた写真の脇に立つ宇井さん

巣立ったひなの初飛翔の写真の脇に立つ宇井さん 餌のカエルをくわえ、巣に急ぐ親鳥を捉えた写真の脇に立つ宇井さん

 【市貝】町の良好な自然環境のシンボルになっている猛きんのサシバを、羽仏(はぶつ)の農業宇井恒雄(ういつねお)さん(67)が5年間自宅周辺で作業の合間にカメラで追い、生態を捉えた写真20点を道の駅サシバの里いちかいで展示している。「町民でもサシバを見たことがない人が多い」と感じる宇井さん。保護に関心を持ってほしいと、5月に町で開催される国際サシバサミットにも作品展示で協力したいという。展示は2月6日まで。

 宇井さんの自宅や水田などの耕作地は里山の中に入り組んだ谷津田周辺のサシバの生息地にあり、自宅からも巣が見えるほど。繁殖期の春から夏は農作業も忙しいが、常に軽トラックやトラクターに愛用のカメラを置き、子育てに忙しい親鳥の動きを追ってシャッターを切っている。

 ひなの巣立ちを収めた「飛翔(ひしょう)」、餌のカエルをくわえた親鳥を捉えた「我が家に向かってまっしぐら」など、作品はサシバの生態を生き生きと捉えている。

 (問)同道の駅0285・68・3485。