【台北共同】台湾の検察当局は2日、半導体世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)から機密情報が不正取得された事件に絡み、国家安全法違反罪などで日本の半導体製造装置大手、東京エレクトロンの現地法人を起訴したと発表した。1億2千万台湾元(約6億円)の罰金を求刑した。
起訴されたのは東京エレクトロンが現地に設立した完全子会社。台湾で国家安全法に絡んで日系企業が起訴されるのは極めて異例だ。中国に対抗する日台のサプライチェーン(供給網)協力に影響する恐れがある。
東京エレクトロンは「現在、台湾当局からの発表の詳細を確認中です」としている。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする

