京セラは2日、参入予定だった第5世代(5G)移動通信システムの基地局開発を断念したことを明らかにした。経営が振るわず業績改善に向けた構造改革を進める中で、見直しの対象となった。基地局の周辺機器で、通信エリアを効率的に拡張する中継器についてはKDDIとの開発を継続して事業化を目指す。
5G基地局事業は、中国の華為技術(ファーウェイ)とスウェーデンのエリクソン、フィンランドのノキアが世界シェアの7割超を占めている。日本企業は2%未満にとどまり、京セラが参入すれば選択肢が増えることが期待されていた。
京セラは2月、5Gの基地局事業への参入を発表した。
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