帝人と旭化成は2日、ともに完全子会社の繊維商社を2026年10月に統合させると発表した。国内アパレル市場の縮小傾向が続く中、商社の規模を拡大させて世界展開を加速させるのが狙い。
統合するのは衣料繊維や産業資材の開発、販売を手がける帝人フロンティア(大阪市)と旭化成アドバンス(東京)。帝人フロンティアを存続会社とし、出資比率は帝人側が8割、旭化成側が2割となる。新会社の名称は未定。
東京都内で記者会見した帝人フロンティアの平田恭成社長は「技術や知見を集約して新たな時代に合った事業を創出することが不可欠で、実現には統合が最善の道だ」と語った。
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