三菱UFJ銀行とGMOインターネットグループは2日、企業のサイバーセキュリティー対策を支援する共同出資会社を2026年1月に設立すると発表した。大企業や中堅企業向けに、システムの欠陥がないかどうか診断したり助言したりする。
社名は「MUFG GMOセキュリティ」。三菱UFJ銀が50・1%、GMOが子会社と合わせて49・9%を出資する。まずは銀行の取引先など顧客情報の取り扱いが多い企業や、重要インフラを担う企業を対象にサービスを提供する。社内のセキュリティー体制構築も後押しする。
将来的には中小企業向けサービスも手がける。三菱UFJ銀とGMOは、新会社設立の背景について「サイバーセキュリティー対策は企業の重要な経営課題となっており、ニーズも多様化している」とした。
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