商業捕鯨の母船「関鯨丸」が2日、今年の操業を終え、母港である山口県・下関港に帰った。日本が2019年に国際捕鯨委員会(IWC)を脱退後、初めてオホーツク海でも操業。北海道東沖を含め、ナガスクジラは捕獲枠いっぱいの60頭を捕った。
船を所有する共同船舶(東京)によると、4月から4回に分けて操業し、ナガスクジラ、ニタリクジラ、イワシクジラの3種類を計238頭捕獲し、陸揚げ量は1530トンだった。計画の259頭、2千トンは下回ったという。
所英樹社長は「海水温上昇のためか、黒潮の蛇行がなく、秋にはしけが続いた」と説明した。一方で「上質なナガスクジラ肉を上場できた」と話した。
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