欧州航空機大手エアバスの主力小型機で、強力な太陽放射線が飛行制御に不可欠なデータを破損させる恐れがあることが分かった。航空機が飛行する高度10~12キロは大気が薄く、放射線が地上よりもはるかに強い。放射線によって電子機器が一時的に誤作動する「ソフトエラー」と呼ばれる現象が起きる可能性もあり対策が不可欠だ。
地球の上空や宇宙空間には、太陽放射線を含め、さまざまな天体から放出される「宇宙放射線」が飛び交い、人工衛星も厳重な放射線対策をしている。
太陽放射線は、太陽表面の爆発現象「太陽フレア」が発生すると、強度が突発的に増加。上空では電子機器だけでなく、人の放射線被ばくも増えるリスクがある。巨大な太陽フレアが発生している間は、航空機の欠航や飛行高度を下げるなどの対策が望ましいとされている。
放射線による電子機器への影響は、2011年に事故が起きた東京電力福島第1原発の廃炉作業でも問題となった。昨年9月、2号機原子炉格納容器内部に挿入した装置のカメラの映像が映らなくなった。
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