市立旧大川小周辺の整備計画案の説明を受ける住民ら=20日夜、宮城県石巻市

 宮城県石巻市は20日、東日本大震災の津波で児童・教職員計84人が犠牲となった市立旧大川小周辺の整備計画案がまとまったとして、住民説明会を開いた。震災遺構として保存する旧校舎の近くに木造平屋建ての展示施設を新設する方針を明らかにした。亀山紘市長は「旧大川小の(津波避難の)教訓を後世に伝えるとともに、鎮魂の場としたい」と強調した。

 市側の説明によると、展示施設では震災前の町並みが分かる模型や写真、旧大川小の教室に掛かっていた時刻が止まった時計などを陳列。多目的スペースも設ける。施設近くの芝生には慰霊碑を設置するとした。