バイデン大統領の代わりにオートペンの写真が飾られた、ホワイトハウスの肖像展示コーナー=10月、ワシントン(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は28日、バイデン前政権下で自動署名装置「オートペン」が使用された大統領令を全て撤回すると交流サイト(SNS)に投稿した。前政権幹部らがバイデン前大統領の認知機能低下を隠蔽してオートペンを乱用していたとする従来の主張を踏まえたものだが、どのように撤回するかなど詳細は不明。

 トランプ氏は、側近らが勝手にオートペンを使用したバイデン氏の署名は「全体のおよそ92%」に上るとして問題視。使用を許可していたとバイデン氏が反論すれば「偽証罪に問われるだろう」と書き込んだ。

 オートペンは歴代大統領やトランプ氏も利用。米メディアによると、司法省が2005年に大統領は署名を代筆させることができるとの見解を示している。

 トランプ氏はホワイトハウスに歴代大統領を紹介する肖像展示のコーナーを新設し、バイデン氏の写真だけは本人に代わってオートペンの写真にするなど、嫌がらせを繰り返している。