【ワシントン共同】トランプ米大統領は14日、特定の農産物を「相互関税」の対象から除外する大統領令に署名した。米東部時間13日未明以降の輸入品が除外となる。米国内では、トランプ政権の高関税政策などを背景とする根強い物価高への不満が高まっており、輸入コストを引き下げて値下げにつなげたい考え。

 大統領令では「特定産品の国内需要や、国内での生産能力を考慮した結果、相互関税の対象を変更することが適切だと判断した」と説明した。