日本保守党の党大会であいさつする百田代表=14日午後、東京都千代田区

 日本保守党は14日、初めての党大会を東京都内で開いた。百田尚樹代表は次期衆院選に関し「現実的な目標として10議席を獲得する。東京、大阪、福岡の大都市をがっちり押さえ、東海で全力を振り絞る」と強調した。

 高市早苗首相に関し「いくつかの失望を禁じ得ない」と指摘。一方で「理念はかなり良いものがある。日本が豊かに強くなるためなら、どんなことでもする」と語った。

 日本保守党は2023年に政治団体として設立。昨年10月の衆院選で3議席、今年7月の参院選で2議席を得た。党運営への反発を理由に、河村たかし氏ら衆院議員2人が離党届を提出した。