日本原燃は14日、建設中の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の設計・工事計画の審査会合で、原子力規制委員会への説明終了時期を示さなかった。今年9月に当初目標としていた11月を断念。今回のスケジュールでは次々回にも説明を終えるとの記載にとどめた。2026年度内とする工場の完成目標は維持するという。
原燃は前回会合で「あと3回程度の審査会合が必要」とし、説明計画の見直しを表明。14日の会合では、配管の水漏れや重大事故対策など項目ごとの新しい説明順序を示した。規制委の長崎晋也委員は「スケジュールありきではなく、計画を立てて一歩一歩進めてほしい」と述べた。
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