声優の音声を生成人工知能(AI)でつくり無断利用する事例が増えているため、伊藤忠商事や日本俳優連合(東京)は14日、人の耳では聞き取れない波形などを登録できるデータベースを2025年度中に立ち上げると発表した。声優側が無断利用者に対抗する証拠として使え、権利の保護強化に活用する。
現行の法律では声が著作物として認められていない。生成AIでつくられた音声と証明するには声優本人の証言に頼るしかなく、使用中止を求めるとしても客観的な証明が難しかった。
データベースは「J―VOX―PRO(仮称)」。本人と証明できる情報を音声データに埋め込む「電子透かし」や声紋認識といった技術を活用した。
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