浜松市のガールズバーで7月に店長と店員が刺殺された事件で、殺人容疑などで逮捕された住所不定、無職山下市郎容疑者(41)が「店員の女性に好意があった。2人にばかにされ腹が立った」との趣旨の供述をしていたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。静岡地検浜松支部は同日、2人を殺傷力の高いククリナイフで多数回突き刺し殺害したなどとして、殺人と銃刀法違反などの罪で山下容疑者を起訴した。
起訴状などによると、山下被告は7月6日午前1時55分ごろ、ククリナイフ2本(刃体約25センチと約24センチ)を両手に持ち店内に侵入し、店長の竹内朋香さん=当時(27)=と店員の伊藤凜さん=同(26)=の背中を多数回、突き刺すなどして失血死させたとしている。
捜査関係者によると、伊藤さんと竹内さんが山下被告について「うざい」などとやりとりしていたメッセージを、山下被告が見るなどして逆上した疑いがあるという。
山下被告は事件数日前、伊藤さんと来店前の食事をした。その後、伊藤さんは体調不良を訴えて欠勤後に連絡が取れなくなっていた。
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