【ロサンゼルス共同】パパでも「MVP」―。米大リーグ、ドジャースの大谷翔平(31)は13日、父親になってから初めて最優秀選手(MVP)に選ばれた。昨年2月に妻真美子さんとの結婚を発表し、今年4月に第1子の長女が誕生。私生活を充実させながら、仕事の野球で結果を残し「家族のサポートもあって、極力グラウンドに集中できる環境もあった」と感謝の思いを口にした。
4月18、19日に産休制度「父親リスト」に入って試合を欠場。まな娘の誕生により、生活リズムは自然と変化した。午前中にお風呂に入れ、球場から帰宅後は妻に代わって面倒を見た。それでもシーズン中に「家に帰って顔を見るだけでうれしい。それだけで一日やってきたのも、疲れとかもなくなる」と幸せそうな表情で語っていた。
2連覇したワールドシリーズの激闘から約2週間が経過。最近は球場に行く日もあるそうだが、練習を控えめにして自宅で過ごす時間が多いという。「ゆったりとしたオフシーズンを過ごしている」と安らぎに満ちた声で語った。
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