8日に死去した俳優仲代達矢さんの葬儀が14日、仲代さんが主宰した東京都世田谷区の「無名塾」で営まれた。無名塾出身の役所広司さんや若村麻由美さんらが参列し、日本を代表する名優との最後の別れを惜しんだ。
関係者によると、遺影はドン・キホーテ役のメークをしている途中に撮影されたもので、本人が生前選んだという。
仲代さんは1952年、俳優座養成所に入所。映画「人間の條件」や黒沢明監督の「影武者」などに主演した。舞台「ハムレット」、NHK大河ドラマ「新・平家物語」などで幅広く活躍した。
75年に妻の宮崎恭子さんと無名塾を創設し、役所さんや若村さん、益岡徹さんら後進の育成に力を注いだ。
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