13日、米ニューヨークの裁判所を後にする大リーグ、ガーディアンズ投手のクラセ被告(右)(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】野球賭博に不正に関与したとして起訴された米大リーグ、ガーディアンズのエマニュエル・クラセ投手が13日、ニューヨーク市南部ブルックリンの連邦裁判所に出廷し、無罪を主張した。AP通信が伝えた。

 同日朝、母国のドミニカ共和国からケネディ国際空港に到着した際に逮捕されたクラセ被告は出廷後、保釈金60万ドル(約9300万円)で釈放された。今後は移動が制限され、衛星利用測位システム(GPS)で監視されるという。

 クラセ被告と同僚投手のルイス・オルティス被告は賭けが的中するよう意図的にボール球を投げるなどし、見返りに金銭を受け取っていたとされる。オルティス被告も無罪を主張している。