探査機カッシーニが2016年4月に撮影した土星(NASA提供・共同)

 【ワシントン共同】土星をぐるりと囲む円盤状の輪ができたのは1億~数千万年ほど前で、約46億年前とされる土星本体に比べかなり新しいとする研究結果を、米国とイタリアのチームが17日、米科学誌サイエンス電子版に発表した。

 輪の主成分である氷は、解けて雨のように土星本体に降り注ぐため、あと1億年足らずで消滅するとの指摘もある。土星を特徴付ける輪は、実は一時的な存在である可能性が浮上してきた。

 輪はできた後に徐々に量が減っていると考えられ、現在の軽さを考えると、土星ができてからかなり後になって形成されたと見積もることができるという。