大阪府八尾市の市立小学校や中学校が、災害時の行動を学ぶアプリ「まな防災」を学習に活用している。避難を順序立てて考えることが、市が教育で力を入れるプログラミングの思考と共通する点に着目。地元企業と開発した。市教育委員会の担当者は「論理的思考を養い、災害時も冷静に判断できるようになってほしい」としている。
アプリは教室や家、海の近くなどから地震発生時の場面を選んでスタート。「ゆれがおさまるまでまつ」「ぼうさいヘルメットをかぶる」など複数の選択肢から、必要なものを選んで順番に並べる。正解するとキャラクターが安全に避難するアニメーションが流れる。
市ではこれまでも、ロボットカーを組み立て、プログラムを考えて動かす授業などに取り組んできた。今回のアプリは防災の知識を増やすとともに、結果に向けて考えるプログラミングの思考を育む狙いもある。学校教材などを手がける地元企業のアーテックと協働して開発した。
防災の日の9月1日、義務教育学校の高安小中学校では授業でアプリを活用。
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