日本政府が、11月上旬に航空自衛隊那覇基地(那覇市)で予定していた韓国空軍機への初の給油支援を急きょ中止していたことが12日、分かった。支援を受ける予定だった韓国軍機の一部が、島根県の竹島(韓国名・独島)周辺で訓練飛行をしていたことが判明したためだ。日本側は10月末、韓国側に受け入れ中止を伝え、抗議した。複数の日韓政府関係者が明らかにした。
給油支援は、日韓の防衛協力の段階を引き上げる象徴的な事例として注目されていた。両政府は食料や燃料などを融通し合う物品役務相互提供協定(ACSA)を締結しておらず、日本側には今回の給油計画を機に、将来的な日韓ACSAの締結など協力拡大につなげる期待もあった。(共同)
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする


