政府、与党は「国際観光旅客税」(出国税)を引き上げる方向で調整に入った。現行の3倍となる3千円が軸で、オーバーツーリズム(観光公害)対策の財源拡充が狙い。政府内にはパスポートの取得費軽減に充てる案も浮上。関係者が12日、明らかにした。年末の税制改正議論で論点となりそうだ。
出国税は日本からの出国者1人につき千円を課すもので、2024年度の税収は過去最高の524億8千万円。観光施設の整備費などに使っている。
観光地などでは混雑や渋滞、マナー違反などの観光公害が深刻な問題となっており、政府は引き上げによって得た財源で、対策を充実させたい考えだ。
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