法務省は12日、2025年司法試験に1581人が合格したと発表した。昨年より11人の微減。受験者数は昨年から58人増の3837人で、合格率は約1ポイント減の41・20%だった。最年長は69歳、最年少は18歳。女性が479人で昨年に続き3割に乗った。政府が目標とする「1500人以上」は3年連続でクリアした。26年からは手書きの解答方式が、パソコン入力に切り替わる。
法科大学院を修了しなくても受験できる予備試験ルートは前年比13人減の428人が合格し、合格率は90・68%。法科大学院在学中で来春修了見込みの学生は前年より32人多い712人だった。
法科大学院別で最多は早稲田大の150人(合格率46・15%)で、京都大128人(58・45%)、慶応大118人(50・00%)、東京大116人(50・00%)、中央大77人(40・53%)が続いた。
東京・霞が関の法務省前の掲示板では、午後4時に結果発表が行われた。仲間と抱き合いながら「やった」と喜ぶ人の姿があった。
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