神奈川県警は、聴覚障害のある人が勤務員不在時に交番や駐在所を訪れても対応できるよう、ビデオ通話で手話通訳オペレーターを介して署につなぐサービス「手話リンク」を11月から導入し、12日公開した。スマートフォンでQRコードを読み込み、事前登録や通話料は不要。勤務員がいると筆談での対応が多いが、幅広く通報や相談を受けられるようにする。
警察庁が9月、導入を求める通達を都道府県警に出していた。
今月12日午前、横浜市の瀬谷駅前交番前で式典があり、署の担当者が手話リンクの使い方を説明。全日本ろうあ連盟の河原雅浩副理事長は手話で「聞こえない人が安心して暮らせる社会に一歩近づいた」とあいさつした。
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