2019年の京都アニメーション放火殺人事件で殺人罪などに問われ、昨年1月に一審京都地裁で死刑判決を受けた後、控訴を取り下げた青葉真司死刑囚(47)について、大阪高検が取り下げは有効とする意見書を大阪高裁に提出したことが12日、関係者への取材で分かった。
高裁によると、青葉死刑囚は今年1月に控訴取り下げ書を提出したが、弁護人が取り下げは無効として効力を争う申し入れ書を提出していた。
関係者によると、高検は意見書で「青葉死刑囚は、控訴を取り下げたことや取り下げた結果どうなるかを認識しており、訴訟行為能力に問題はない」などと主張した。高裁は今後、取り下げの有効性について判断を示すとみられる。
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