農林水産省は12日、2026年産米で予定する政府備蓄米の買い入れ再開について、21万トンを来年1~6月に計7回に分け競争入札を実施する方針を自民党の会合に示した。現在保有し、5年以上経過した20年産の15万トンは主食用以外として放出する。再開後の在庫量は40万トン程度になる見込みだ。
25年産の買い入れは、価格高騰を抑えるための放出に伴い取りやめていた。会合では、放出した59万トンを買い戻す時期は具体的に示さなかった。「需給状況等を見定めた上で実施する」とした。
59万トンのうち江藤拓元農相が競争入札による放出を決めた31万トンは、落札した集荷業者と随意契約を結んで買い戻す。
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