アフガニスタンなどで人道支援を行う福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」の村上優会長が15日に退任することが12日、分かった。現地代表だった中村哲医師が2019年12月に殺害されてから間もなく6年。村上氏は取材に、会の体制の再編と、事業継続のめどが立ったことを受けた判断と説明した。
中村医師が設立した「PMS(平和医療団)」の代表に当たる総院長は引き続き務める。会長職の後任には、会の理事を務める原土井病院(福岡市)の原祐一理事長が就く。
村上氏は、会とPMSの代表を分けることで「組織運営や会計上のさらなる透明性と安定性を担保していきたい」との考えも示した。
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