五重塔前で放水する自衛消防隊

 【日光】26日の文化財防火デーを前に、山内の世界遺産日光東照宮は17日、自衛消防隊約20人による出初め式を境内で行った。

 自衛消防隊は防火デーが制定された翌年の1956年に創設。毎年1月17日に出初め式を兼ねた防災訓練を行っている。

 稲葉久雄(いなばひさお)宮司が訓示した後、隊員たちは五重塔周辺から出火したと想定して訓練を開始。火災発生の第一報を受け、みこらが重要書類を持って避難し、機動班の隊員は放水銃とホースを持って出動。放水訓練などを行って初期消火の手順を確認していった。

 機動班長の神職塚原芳典(つかはらよしのり)さん(34)は「しっかりとした訓練ができた。数多くの文化財を後世に残し、守りたい」と話していた。