石川県七尾市にある能登演劇堂の名誉館長を務めた俳優の仲代達矢さんは、公演や地域イベントを通して地元住民と交流を深め、昨年の能登半島地震では給水タンクを提供するなど支援を行った。住民は「能登を勇気づけてくれた。残念でならない」と別れを惜しんだ。
仲代さんは家族旅行で能登半島の旧中島町(現七尾市)を訪れたことをきっかけに、1985年から、主宰する役者育成の私塾「無名塾」の合宿を同町で行い、95年に能登演劇堂が開館すると名誉館長に就いた。
能登演劇堂の石川利樹専務理事(63)によると、先月演劇堂を訪れた仲代さんは「まだまだ演じたいことがある」と語ったという。
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