足利場所で土俵入りを披露する横綱稀勢の里関=昨年10月、足利市大橋町1丁目

 大相撲の横綱稀勢の里関が引退を発表した16日、県内からも惜しむ声が上がった。19年ぶりの日本出身横綱だっただけに、県内の関係者は「残念極まりない」と落胆する。一方で、指導者としての今後の活躍を願った。

 横綱昇進以来、綱の主材料である精麻を稀勢の里関へ奉納してきた鹿沼市下永野、麻農家大森由久(おおもりよしひさ)さん(70)は「ただただ残念」と肩を落とした。

 「一日でも長く横綱を務め、名横綱になってほしい」。期待を込めて2017年1月、初めて精麻を奉納。以降、東京場所前に毎回奉納し、綱を作る「綱打ち」にも立ち会った。