1999年に名古屋市西区の高羽奈美子さん=当時(32)=を殺害した疑いで逮捕された同市港区のアルバイト安福久美子容疑者(69)は、高羽さんの夫悟さん(69)が事件後に転居した自宅の近くで長年暮らしていた。夫や息子と普通の生活を送り、近隣住民からは「優しい母親」と見られていた。
関係者によると、安福容疑者は事件後10年以上は悟さんの自宅から車で10分程度のマンションに住んでいたとみられ、その後はマンション近くの一軒家に引っ越した。
マンションが同じだった60代女性は今春、近所で安福容疑者を見かけた。「『久しぶり』とあいさつして、変わった様子はなかった。とても優しい感じだったから、信じられない」と驚いていた。
高校で安福容疑者と同じクラスだった同市中川区の男性(68)は「おとなしく、積極的にしゃべる人ではなかった。テレビで見た犯人の似顔絵とは似ておらず、もっと上品な感じだった」と話した。
悟さんは安福容疑者と高校の同級生だったが、卒業後は事件5カ月前の部活動のOB会以外では会話したことはなかったという。
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