【トロント共同】米大リーグのワールドシリーズ(WS)でドジャースが球団初の2連覇を果たし、山本由伸(27)が最優秀選手(MVP)に選ばれた。試合後のセレモニーでは、ずっしりと重いトロフィーを頭上に掲げ「すごい一日になった。今まで感じたことのないような喜びを感じている」と達成感に満ちた表情だった。
第2戦で完投勝利し、前日も先発して勝利投手に。最後の第7戦も3イニングにまたがって得点を与えず、今シリーズ3勝。同一年のWSで3勝は2001年のランディ・ジョンソン(ダイヤモンドバックス)以来で、日本勢のMVP選出は09年の松井秀喜(ヤンキース)以来、2人目の快挙となった。
プロ野球オリックスで3年連続して投手タイトルを総なめにし、投手史上最高額の12年総額3億2500万ドル(約465億円=為替レートは当時)でドジャースに入団。けがで途中離脱した昨季を経て、今季はエースとしてけん引した。勝利の瞬間、チームメートにもみくちゃにされ「涙は出ましたね、すごく久しぶりに。あふれてきました」と感慨深げだった。
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