【ニューデリー共同】インド南部アンドラプラデシュ州スリカクラムの寺院で1日、詰めかけた信者らが押し倒される雑踏事故が起き、地元メディアによると9人が死亡した。この日はヒンズー教徒にとって縁起のいい日とされ、2千~3千人の収容人数に対し約1万5千人が殺到していた。

 犠牲者の大半は女性と子どもだった。事故が起きた一帯は建設工事中で、出入り口は一つしかなかったという。

 インドでは雑踏事故が頻繁に起きており、9月には南部タミルナド州で開かれた政党の集会で人々が折り重なるように倒れ、40人が死亡した。