JR北海道は31日、利用が低迷し「単独では維持困難」とする地方路線8区間の2024年度の収支を公表した。いずれも赤字だったが、4区間は昨年策定した改善計画の目標である、新型コロナウイルス感染拡大前の17年度実績を上回った。
目標に届かなかった4区間は、施設の維持や修繕費用などが増加したことが影響した。石北線(旭川―網走)は49億9千万円の赤字で、目標を7億5千万円下回った。
達成した4区間は根室線(滝川―富良野)、日高線(苫小牧―鵡川)など。子ども体験乗車ツアーなどイベント企画を通じた利用促進や駅窓口の営業時間の見直しが奏功した。
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