大観の大作「瀑布」などが展示されている佐野東石美術館の収蔵展

 【佐野】佐野東石美術館収蔵の名品を一堂に展示する「収蔵日本画名品-日本美術院の作家たち-」が14日、本町の同館で始まった。横山大観(よこやまたいかん)の大作「瀑布(ばくふ)」をはじめ日本を代表する巨匠の作品が展示され、訪れる美術ファンを楽しませている。4月19日まで(瀑布は特別展示で2月26日まで)。

 「瀑布」は「ナイアガラの滝」と「万里の長城」の六曲一双(一対)の屏風(びょうぶ)で、国立近代美術館でも展示された佐野東石美術館の代表的な作品。大観が1904年の米国と1910年の中国旅行の取材を基に描かれており、金色に輝く山肌に滝と城が壮大なスケールで描かれている。

 荒波に朝日が輝く「海暾(かいとん)」も同時に展示。このほか下村観山(しもむらかんざん)の「田子の浦」、前田青邨(まえだせいそん)の「獅子(しし)」(一対)など日本画の大家の作品全28点が展示されている。