一足早く行われた豆まき

 【大田原】天台宗の古刹(こさつ)、佐良土の光丸山法輪寺で14日、一足早い豆まきが行われた。「鬼は外」の発声をしないのがしきたりで、境内には「福は内」の掛け声だけが威勢良く響いた。

 同寺は、寄せ木造りとしては日本一の大きさの大天狗面があることで知られる。豆まきは立春前日の二月三日に行われるのが一般的だが、同寺では厄よけ大祭として毎年この日に豆まきを行っており、約350年続く伝統行事という。

 若水淳譲(わかみずじゅんじょう)住職(87)ら3人の僧侶が本堂で護摩たきと大般若経の転読法要を行い、無病息災や家内安全を祈願した後、厄落としの「福男」たちと共に、集まった約200人に福豆やお菓子、カップめんなどをまいた。