総務大臣賞に選ばれた斎藤さんのはがき

 【鹿沼】日本郵便が主催する小学生対象の本年度「はがきでコミュニケーション全国発表大会」で、粟野小5年の斎藤(さいとう)ゆなさん(11)が高学年(5、6年)の部で最高賞の総務大臣賞に選ばれた。祖母を励ます優しい気持ちが込められた文章が評価された。2016年度にも総務大臣賞に輝いているほか、1年生時から5年連続で入賞の快挙だ。斎藤さんは「信じられない。大好きなおばあちゃんへのはがきが賞に選ばれてうれしい」と話し、笑顔を見せた。27日に都内で行われる全国発表大会で表彰される。

 大会は日本郵便が進めている「手紙の書き方体験授業」の一環で、実際にやりとりされた心温まる作品を募集。審査は全国を5ブロックに分け、各ブロックで低、中、高学年の3部門から最優秀賞、優秀賞などを選定。さらに最優秀賞の中から各部門ごとに最高賞に当たる「総務大臣賞」「文部科学大臣賞」など四つの賞が贈られる。9回目の今回は全国から2285点の応募があった。

 斎藤さんは1年生の時に最優秀賞、2年時は日本郵便社長賞、3年時は総務大臣賞、そして4年時の前回は優秀賞に選出されている。

 今回は市内に住む祖母へのはがき。祖父が2年前に亡くなり、広い家に一人で住む祖母を気遣う内容だ。斎藤さんは2カ月に1度の割合で泊まりに行っており、はがきには「おばあちゃんの作るご飯、お布団もとってもあたたかくて、幸せな気持ちになれます。おばあちゃんが大好きです」などと書かれ、祖母の家の庭に咲いているダリアの花を描いた。

 審査員は「おばあちゃんへの思いが詰まっており、元気のなかったおばあちゃんもこのはがきに励まされたはず。ゆなさんの優しい気持ちがよく表されている文章」と高く評価した。

 斎藤さんは「文章も絵を描くことも大好き」という。6年時も応募する予定で「6年生になった時に、その時の気持ちを素直に書きたい」と「6年連続入賞」に自然体で臨む。