商売繁盛などを願い縁起物の繭玉飾りを買い求める参拝客ら

 【足利】新春恒例の「まゆ玉市」が13日、本城3丁目の徳正寺で開かれ、縁起物の繭玉飾りを求める参拝客らでにぎわった。

 まゆ玉市は約280年続く伝統行事で、毎年同日に開かれている。同寺によると、当初は蚕の成長を願う養蚕農家のための行事だったが、市内で繊維産業が栄えて以降は商売繁盛などを祈願するようになった。

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 快晴となった同日は、家族連れら多くの参拝客が訪れ、色とりどりの繭玉飾りを買い求めていた。境内ではだるまやさまざまな食べ物の販売も行われた。

 毎年訪れているという相生町、自営業桑原茂(くわばらしげる)さん(68)は「1年間健康で過ごせるようにという願いを込めて、(繭玉飾りを)神棚に飾る」と話した。