成人式で登壇した今井さん(中央)=13日午後、鹿沼市民文化センター

 新成人が新たな門出を祝った13日、2016年夏の全国高校野球選手権大会で54年ぶりとなる全国制覇を果たした作新学院高のナインも県内各地の成人式に出席した。プロや大学などそれぞれの道で活躍を続ける若人たちが、「大人」として一歩を踏み出す自覚と決意を口にした。

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 鹿沼市では全国制覇時のエースで、プロ野球西武の投手として活躍する今井達也(いまいたつや)さん(20)が同市民文化センターで行われた成人式に出席した。会場に到着するやいなや、中学時代の恩師やクラスメートに囲まれ、リラックスした表情で思い出話に花を咲かせた。

 鹿沼西中の級友と式に臨み、中学時代を振り返るDVDを鑑賞した。最後には登壇してくす玉割りに参加し、「高校時代から寮生活だったので地元の友達に会うのは久しぶり。懐かしい」とリフレッシュした。

 プロ初登板を果たした2年目の昨シーズンは15試合で5勝5敗。「貯金をつくれなかったのは反省点。来季は(米大リーグ、マリナーズへ移籍する菊池雄星(きくちゆうせい)投手ら)抜けた投手の穴を埋めるため、自ら貯金をつくって2桁勝利を目指す」と飛躍を誓った。

 新成人として新たなスタートを切るプロ3年目。「地元の野球少年の目標に挙がるような選手になりたい」と理想像を語った。

 日光市では、今市地域の新成人が集まった同市平ケ崎の今市文化会館の式典に、同市今市中出身の入江大生(いりえたいせい)さん(20)が出席し、「二十歳の決意」と題してあいさつした。

 全国制覇時の主砲で、現在、明治大の硬式野球部に所属する。昨年3月の海外遠征に参加した入江さんは「メジャーリーガーのパワーには驚嘆しましたが、ゆくゆくは国内にとどまらず、世界を相手にするプレーヤーになります」と力強く宣言した。