トヨタカローラ栃木(株) 代表取締役社長 喜谷辰夫氏

つながる車の未来を予見

 トヨタ自動車が開発したコミュニケーションロボット「KIROBO(キロボ)mini」を手のひらに乗せ、「このロボットのように、車と心をつないでコミュニケーションを取りながら走る時代が来るでしょうね」と予見する。「愛車」という言葉があるように車はパートナー。「そのパートナーを介し、私どもも皆様とのつながりを大切にしていきたいと思っています」

 長引くデフレの影響などから実体経済に活気が伴わない中、自動車販売も少子高齢化などで、「収縮しがちな状況」にあると言う。「そうした中でも安全機能、自動運転などの技術の進化は顕著で、販売する我々も十分に理解し、安全で快適なトヨタ車を提案していくことに、積極的に取り組んで行かねばなりません」と気を引き締める。

 昨年マイナーチェンジされたカローラに、超音波ソナーを使ってブレーキの踏み間違いをサポートする「ICS(インテリジェント・クリアランス・ソナー)」が搭載された。これはフルモデルチェンジしたプリウスPHV、カムリにも備わる最新の機能だ。「こうした事故を未然に防ぐ安全機能を備えた車が、ごく当たり前になろうとしています。ぜひ最新のトヨタ車を店頭で実感してください」とアピールする。

 昨年は日光今市店を移転・新築し、ゆったりとした商談スペースを確保。今年は黒磯店も同様のリニューアルを予定している。「どんなに車が進化しても販売後のケアなども含め、これまで同様に、お客様とのつながりを大切にしていかねばなりません」。県内財界人の一人としても多方面で活躍する。昨年6月には、宇都宮商工会議所の副会頭に就任。また今年も、3月に全県で展開されるサイクルロードレースの「ツール・ド・とちぎ」の運営法人の理事長も継続して引き受けている。「多忙を極めていますが、県内の活性化の核として定着させていきたいです」と、地域のつながりにも心血を注ぐ。