月が太陽の手前を横切る際に太陽の一部が欠ける「部分日食」が6日午前、各地で見られた。国内での部分日食は2016年3月以来、ほぼ3年ぶり。天文台などでの観察会には親子連れや天文ファンが訪れ、太陽が欠けていく様子を眺めた。
この日、県内各地はあいにくの曇り空。宇都宮市内は薄曇りの中、雲間から部分日食を確認できた。午前8時44分ごろから太陽が欠け始め、同10時7分ごろに最大約30%の面積が欠け、同11時37分ごろに丸い太陽に戻った。
次に国内で見られるのは12月26日。南ほど欠ける面積が大きく、海外では太陽の周辺部が細いリング状に輝く金環日食が見られる地域もある。