ICT活用の「ドリーム牛舎」 栃木県農業大学校で実習に活用

 酪農や肉用牛について情報通信技術(ICT)を活用した先端技術を学べる畜産教育施設「ドリーム牛舎」が宇都宮市上籠谷町の県農業大学校内に完成し、5日行われた入学式に合わせ、関係者に披露された。畜産系学科の学生を対象に本年度から実習で活用し、生産性の高い畜産経営を実践する次世代の担い手育成につなげる。

 先月28日に完成した牛舎は鉄骨造り平屋建てで、建物面積1460平方メートル。併設する堆肥発酵施設を含め、4億2千万円を投じた。

 子供たちに「夢」を与える魅力ある農業・農村の実現や、学生や研修生の「夢」を実現する農業教育などの意味合いから、ドリーム牛舎と命名した。

 乳牛と肉牛を同じ牛舎で飼育できる複合型牛舎で、カメラによるモニタリングに加え、分娩(ぶんべん)や発情を感知するセンサーからの受信情報をスマートフォンやタブレットで管理できるなど先進技術をフル活用した。同様の施設は県内教育施設では初めてという。