栃木県内小学生歩行中の人身事故、1年生が3割以上で最多 県警まとめ

 県内で2017年までの過去5年間に起きた小学生の歩行中の人身事故で、学年別に死傷者をみると、1年生が全体の3割以上を占め、最多だったことが4日までに、県警のまとめで分かった。全学年の計187人(死者は2人)のうち、1年生は負傷者が59人に上った。下校時、道路に飛び出してしまい車や自転車にはねられる事故が目立つという。間もなく入学シーズンを迎える中、県警は6日から始まる春の交通安全県民総ぐるみ運動で保護者やドライバーにも注意を呼び掛ける。

 県警交通企画課によると、13年は負傷者54人のうち1年生が14人、14年は42人のうち1年生が14人だった。15年は死傷者37人中11人が、16年は35人中12人が1年生。17年は19人中、1年生は8人だった。1年生はいずれも負傷者。全体の人数は減少傾向にあるが、1年生の割合はいずれも高い。

 1年生が事故に遭った時期をみると、4~6月が最も多く全体の28・8%。新たな交通手段や通学路に慣れていないことなどが背景にあるとみられる。

 時間は下校時間帯に当たる午後3時台が30・5%と目立つ。形態をみると、飛び出しによる事故が顕著で32人に上った。一方で横断歩道を歩いていたにもかかわらず、車にはねられるなどした事故もあり、13人が負傷した。

 新1年生としては中学生や高校生も同様に事故が多いという。自転車乗車中の人身事故は、いずれも学年全体の40%を占め、最多となっている。