県は5日、就労などのためミャンマーから来日した20代男性がはしか患者と判明したと発表した。県内で、はしか患者が確認されたのは2015年以来。男性は既に回復しているが、はしかは感染力が強いため、県は「感染が疑われる場合は、早めに医療機関を受診してほしい」と呼び掛けている。

 県健康増進課によると、男性は昨年12月17日に複数人で来日。発熱やせきがあり、同24日に医療機関を受診した。発疹などが現れ、別の病院を受診し、同26日にはしかと診断された。県衛生研究所の遺伝子検査で5日、はしかと確認された。

 男性は県南保健所管内在住。同保健所は男性と接触した人を調べるなどして、感染拡大防止を図っている。

 はしかは空気感染や飛沫(ひまつ)感染などで広がり、感染すると10~12日後に発熱などの症状が出る。肺炎や中耳炎を合併しやすく、1千人に1人の割合で脳炎を発症したり、死亡したりする可能性があるという。