車いすバスケ高松さんが日体大入学 新入生を代表して宣誓

 日本体育大の入学式が3日、都内の同大世田谷キャンパスで開かれ、作新学院高出身で本県の車いすバスケットボールチームに所属する高松義伸(たかまつよしのぶ)さん(18)が約1800人の新入生を代表し、将来の活躍を誓った。同大によると、パラアスリートが同大入学式で宣誓するのは初めて。式典には同大出身で、平昌(ピョンチャン)冬季五輪のスピードスケート金メダリスト高木美帆(たかぎみほ)選手も出席し、「失敗を恐れず前を向いてチャレンジを」と後輩たちにエールを送った。

 小山市出身の高松さんは小中学生時代、周りから「甲子園を目指せる」と認められるほどの腕前で、野球に打ち込んだ。しかし中学3年で骨肉腫と診断、高校進学後に再び腫瘍が見つかり、左足を切断した。

 発病後、障害者スポーツの体験会で車いすバスケと出会った。「攻守の素早い切り替えや、激しくぶつかり合う迫力」(高松さん)に魅了され、高校1年から本県唯一のチーム「栃木レイカーズ」に加入。競技を始めて1年余りで23歳以下の日本代表に選ばれるなど、国内外で活躍している。