長年の夢「絵本図書館」オープン 宇都宮の荒井さん夫妻

 【宇都宮】新里町で音楽ホールや喫茶店を経営する荒井力(あらいつとむ)さん(71)、純子(すみこ)さん(74)夫妻は3月、同所に念願の絵本図書館「えほんのやかた」をオープンした。ログハウス風の建物の中には、元保育士の純子さんが選んだ絵本が並び、落ち着いて絵本の世界に浸れる空間になっている。

 長年幼児教育に携わっていた純子さんは、これまでに県内外の絵本美術館を訪問。読書の楽しさを伝える温かな雰囲気に憧れを抱いていた。蔵書が増えたことに加え力さんの後押しもあり3月10日、「えほんのやかた」を開館した。

 蔵書は、日本の昔話や飛び出す絵本、平和の尊さを訴える本やピーターラビットシリーズなど純子さんがお薦めするバラエティー豊かな約300冊。動物が登場する絵本が多い。「絵本から思いやりや優しさを学んでほしい」と話す。また読み聞かせや腹話術をすることも予定している。