賞状を手に笑顔を見せる藤川さん。左は受賞作の「米栂」

 【那須塩原】プロの盆栽作家が創作や培養の技術を競う最高峰の作品展「第44回日本盆栽作風展」で、睦の盆栽園「藤川鳳政園」代表の藤川政幸(ふじかわまさゆき)さん(45)の作品「米栂(こめつが)」が、中品盆栽の部門で最高賞の環境大臣賞に輝いた。4年がかりで随所に力強い屈曲がある作品に仕上げた。前回の内閣総理大臣賞に続き今回の受賞も県内では初めて。藤川さんは「2年連続の賞は名誉」と喜び、他の二つの部門も「挑戦を続け制覇したい」と大臣賞に意欲を見せた。

 今回の受賞作は高さ48センチ、幅57センチで、5年前に都内の愛好家から手入れを委託されたコメツガを手掛けた。当初は約2倍の大きさがあり、2本の幹のうち、主幹の上段の部分が単調で形が悪かったため切除した。