第90回記念選抜高校野球大会第8日は30日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で3回戦3試合を行い、本県の国学院栃木(18年ぶり4度目)は和歌山の智弁和歌山(4年ぶり12度目)に終盤の追い上げ届かず4−7で敗れ、2014年の佐野日大以来、県勢4年ぶりのベスト8進出を逃した。(3、16、17面に関連記事)

 国学院栃木の柄目直人(つかのめなおと)監督が選手で出場した、2000年の第72回大会準決勝と同一カード。2万3千人の観衆が見守る中、国学院栃木は強豪相手に粘りを見せたが、投手陣が毎回の14安打を浴び、守りのミスも重なって18年前の雪辱を果たせなかった。

 先発右腕の水沢龍太朗(みずさわりゅうたろう)が初回無死一、二塁から、左越え適時三塁打を浴びて2点先制を許すと、さらに1死一、三塁からの挟殺プレーで送球ミスが出て2点を献上した。

 0−5の三回からは2番手渡辺匠(わたなべしょう)が登板したが、失策などもあり2失点。六回から左腕宮海土(みやかいと)が好救援し、3回を被安打3、無失点に抑えて反撃に望みをつないだ。

 国学院栃木打線は六回1死満塁の好機に中軸が連続三振に倒れるなど、相手主戦を打ちあぐねたが、終盤七回に併殺の間に1点をもぎ取ると、続く八回に奮起。先頭の9番笹川晴輝(ささがわはるき)が左中間への二塁打で出塁し、1番近藤翔真(こんどうしょうま)の中前適時打で1点追加。さらに2死一、三塁から、5番毛塚大陽(けづかたいよう)が左中間を破る2点適時三塁打を放って追い上げたが、反撃もそこまでだった。


【電子号外】国学栃木 8強逃す センバツ(3月30日)