ホンダ、巻き返しへ投手陣が鍵 ソフトボール女子日本リーグ、4月1日開幕

 ソフトボール日本女子1部リーグは31日、名古屋市のナゴヤドームで開幕する。真岡市に拠点を置くホンダは4月1日午前10時半から、同会場で伊予銀行と開幕戦に臨む。昨季は過去5年でワーストの9位に沈み、鈴木幸司(すずきこうじ)監督は「責任を感じている。勝ちにこだわりたい」と巻き返しを誓った。

 課題は投手力を含めた守り。昨季のチーム成績は防御率4・47、総失点108点。ともに12チーム中11位で、鈴木監督は「無失点の試合が1試合もなかった。そこを克服しないと勝てない」と危機感を募らせた。

 制球に難があった投手陣を立て直すため、男子のホンダエンジニアリングの浜口辰也(はまぐちたつや)監督兼投手をコーチとして招聘(しょうへい)。守りを強化し、3年ぶり2度目の決勝トーナメント進出を狙う。

 継投も重要となり、黒田原中出身の常盤紫文(ときわしゆき)投手は「練習からコースへ投げ分けることを意識している。今年こそ勝ち星をつけたい」と雪辱に燃えている。

 主戦・金尾和美(かなおかずみ)と元日本代表野手の又吉薫(またよしかおる)のベテラン勢が引退した一方、新加入は高卒、大卒の計4人。胡子路代(えびすみちよ)主将は「昨季は野手(のミス)からの失点も多かった。若いチームなので会話を大事に、連係して防いでいきたい」とチーム一丸を強調した。

 一方、持ち味の打撃力は昨季、チーム打率2割6分4厘、本塁打22本、総得点82点とリーグ3~5位につけ、上々の成績を残した。本塁打王(8本)とベストナインに輝いた森山遙菜(もりやまはるな)一塁手は「挑戦者として思い切り楽しみたい」と開幕を待ち望んだ。